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書名・版の確認:2026年10月29日(最新版は各販売ページで確認してください)
参考書は「いつ・何に使うか」で選べます。全体像をつかむ本、過去問と問題集、分野別の定番、学会の公式テキスト、英語の原著、そして学習の道具。実際に使った本は使いどころを、候補の本は位置づけと注意点を書いています。
どの場面で使う本を探す?
用途・書名・出版社で絞り込めます。学習道具(iPad・Anki・タイマーなど)もここから探せます。
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用途別の目次・最初に揃える3冊を見る
全体像をつかむ本
試験勉強の最初と、問題を解いて分からなかったときに戻る本です。通読するより、問題で間違えた箇所を引く使い方が向いています。
内科・外科の全体像|最新年版
イヤーノート(メディックメディア)
疾患ごとに病態・検査・治療が一定の型でまとまっているので、問題で間違えた疾患を引き、周辺まで読む使い方に向きます。通読は時間がかかるので、問題集と並行して引く本として使います。
ガイドラインの要点集|年版
診療ガイドラインUP-TO-DATE(メディカルレビュー社)
各領域のガイドラインの要点を1冊に集めた本。専門医試験はガイドラインの推奨が出題の根拠になることが多いので、自分の領域以外の推奨を短時間で確認するのに使います。
治療の標準を引く|年版
今日の治療指針(医学書院)
「この疾患の第一選択は何か」を確認する辞書。問題の選択肢で治療薬が並んだときに、標準治療の順番を確かめるのに使います。電子版(医書.jp)は検索が速いので、試験勉強では電子版も候補です。
過去問・問題集で量をこなす
専門医試験は、過去問と同じ論点が形を変えて出ます。解いて、間違えた論点を全体像の本で引いて、もう一度解く。この往復の回数が点数になります。
内科専門医・総合内科専門医|年版
クエスチョン・バンク 内科専門医試験(メディックメディア)
内科系の専門医試験の問題集。解説が疾患の型に沿っているので、イヤーノートと行き来しやすいのが利点です。1周目は正答率を気にせず、間違えた論点に印を付けるだけで進めます。
当サイトの教材|分野別10問セット
Dr.Examsの分野別問題集(note)
出題傾向の分析をもとに作った、分野別の10問セット。正答だけでなく、選択肢を切る順番と、根拠にした公式テキスト・ガイドラインの箇所を示します。購入者はWordPress上のStudy Modeで解答・判定ができます。
教材と演習環境を見る
各学会の過去問題集
学会が公表している過去問・例題
学会によっては、過去問題集や例題を公式サイトや学会誌で公表しています。市販の問題集より先に、公式の過去問の形式と難易度を確認します。試験別ガイドに、公表先へのリンクをまとめます。
試験別ガイドで公表先を確認する
弱い分野だけ、読み直す
問題集で同じ分野を繰り返し間違えるときは、その分野の定番書を1冊だけ読み直します。複数買うより、1冊を2回読むほうが点になります。
感染症
感染症の考え方|第4版
レジデントのための感染症診療マニュアル 第4版(医学書院)
「どの臓器に、どの微生物が、どの抗菌薬か」の考え方を通して学ぶ本。症例問題で、培養結果と抗菌薬の選択肢が並んだときの切り方が身につきます。厚いので、分野の読み直し用です。
抗菌薬の早見|年版
感染症プラチナマニュアル(メディカル・サイエンス・インターナショナル)
臓器別・微生物別・抗菌薬別に要点が並ぶポケット本。問題で迷ったときに、投与量や第一選択を短時間で確認できます。年版なので、最新版を選びます。
抗菌薬の国際標準|年版
サンフォード感染症治療ガイド(日本語版)
米国の抗菌薬選択の標準。国内ガイドラインと推奨が異なる箇所があるので、試験では国内の学会資料を優先し、こちらは根拠の背景を確かめる用途に使います。
集中治療
ICUの実務をまとめて確認
ICU実践ハンドブック(羊土社)
人工呼吸・循環・鎮静・栄養・感染など、ICUの管理項目が実務の順に並ぶ本。公式テキストの前に、全体の流れをつかむ用途に向きます。
病態生理から理解する
ICUブック(Marino、日本語版:メディカル・サイエンス・インターナショナル)
酸素運搬、輸液、循環作動薬の考え方を病態生理から説明する定番。数値の暗記で止まっている分野を、理屈から押さえ直すときに読みます。
救急
救急の標準|第6版
救急診療指針 第6版(日本救急医学会 監修)
救急科の標準テキスト。救急科以外の受験者も、ショック・外傷・中毒・熱傷の初期対応の問題では、この本の記載が根拠になることが多いです。
出題の元になる、公式テキスト
学会が編集したテキストは、出題の第一の参照になりやすい本です。全部は読めなくても、問題で問われた箇所を引いて、前後の記載まで確認する使い方をします。
日本集中治療医学会 編|第4版
集中治療専門医テキスト 第4版
集中治療専門医試験の第一の参照。章立てが出題領域に対応しているので、問題で間違えた章を読み直す使い方が向きます。版が変わると記載が変わる箇所(栄養・鎮静など)は、最新版で確認します。
日本感染症学会 編|最新版を確認
感染症専門医テキスト
感染症専門医試験の第一の参照。基礎編と解説編の構成で、問題の根拠を確認するときは解説編の該当章を引きます。版と刊行年を販売ページで確認してください。
無料で読める公式資料
学会のガイドライン(多くは無料公開)
敗血症、心不全、糖尿病など主要なガイドラインは、学会サイトやMindsで無料公開されています。買う前に、まず公式の全文を確認します。試験別ガイドに、分野ごとの公開先をまとめます。
試験別ガイドで公開先を確認する
英語の原著まで当たる
和書で足りないときや、根拠の原典を確かめたいときに。試験対策としては優先度は低く、分野の理解を深めたい人向けです。
内科学の原典
Harrison’s Principles of Internal Medicine
内科の標準テキスト。日本語版(『ハリソン内科学』)もあります。試験の根拠として引くことは少なく、病態の理解を深める用途です。
集中治療の原著
Marino’s The ICU Book
『ICUブック』の原著。日本語版より版が新しいことがあるので、最新の記載を確認したいときに。
働きながらの試験勉強は、机に向かえる時間が短いぶん、すき間時間に取り出せる道具が効きます。高価なものから買う必要はありません。
電子書籍・PDF・手書きノートを1台で
iPadとApple Pencil
電子版の参考書、学会のガイドラインPDF、問題集の書き込みを1台にまとめられます。ノートアプリ(GoodNotesなど)で、間違えた問題の切り抜きを分野別に貯めると、直前期の見直しが速くなります。
反復学習|パソコン版は無料
Anki(間隔反復のカードアプリ)
間違えた論点をカードにして、忘れる頃に出題してくれるアプリ。パソコン版とAndroid版は無料、iPhone/iPad版は有料です。当サイトの教材は、購入者向けにAnki用のファイルも提供予定です。
Ankiの公式サイトを見る ↗
本番の時間感覚を作る
学習用タイマー
1問あたりの時間を決めて解く練習に。スマートフォンのタイマーでも足りますが、通知で集中が切れる人は専用のタイマーが向きます。
当直明け・移動中の勉強に
ノイズキャンセリングイヤホン
医局や移動中に問題を解くとき、周囲の音を下げるだけで集中が続きます。音楽を流さず、無音のノイズキャンセリングだけ使う人も多いです。
厚い本を開いたまま置く
書見台(ブックスタンド)
公式テキストや問題集は厚くて閉じやすいので、書見台に立てるだけで、書き込みと参照が楽になります。
最初に揃える3冊
買いすぎないための目安です。段階ごとに、全体像の本・問題集・公式テキストを1冊ずつ。足りなくなってから買い足します。
| 段階 | 全体像 | 問題集 | 根拠を引く本 |
| これから始める | 自分の領域の全体像の本を1冊 | その試験の問題集を1冊(無ければ学会の過去問) | 学会の公式テキストか、主要ガイドライン(無料公開) |
| 過去問を解いている | 買い足さない(引く回数を増やす) | 同じ問題集を2周目 | 繰り返し間違える分野の定番書を1冊 |
| 直前1か月 | 買い足さない | 間違えた問題だけを3周目 | 買い足さない。付箋の箇所だけ読み直す |
無料問題で現在地を測る → 受験ナビで順番を確認する →
紙と電子、どちらで買うか
医学書の電子版は、ストアごとに読めるアプリと検索の仕組みが違います。試験勉強では「横断検索ができるか」「iPadで書き込めるか」で選びます。以下は各ストアの公式案内をもとにした整理で、当サイトはこれらのストアと提携関係にありません。
| 買い方 | 向いている人 | 注意点 |
| 紙の本 | 書き込みと付箋で勉強する人、厚い本を通読する人 | 持ち運びが重い。版が変わると買い直し |
| m3.com電子書籍(旧M2PLUS) | 複数の医学書を横断検索したい人 | 専用アプリで閲覧。購入前に対応書籍を確認 |
| 医書.jp(医学書院など) | 『今日の治療指針』『治療薬マニュアル』を検索して引きたい人 | 出版社により取扱いが異なる |
| Kindle | 一般書と同じアプリで読みたい人、セール時に買う人 | 固定レイアウトの医学書は検索・書き込みが弱いことがある |
購入先リンクについて 各ボタンは販売店の検索結果へのリンクです。価格・在庫・版は販売ページで確認してください。当サイトは広告(アフィリエイト)リンクを通じて報酬を受け取ることがあります。詳しくはプライバシーポリシー・広告について。
本の紹介は学習目的の一般的な情報です。診療では最新のガイドラインと、個々の患者さんの状況に基づいて判断してください。
このページを書いた人
Dr.Exams|専門医試験に特化した医師。基本領域・サブスペシャリティ領域の専門医を複数保有。実際に使った本と候補の本は分けて書いています。記事の作り方と広告の方針は運営者情報へ。